ベルガモット

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は私のママが1番好きな香り。「ベルガモット」についてご紹介します♪

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bergamot
学名:Citrus aurantium ssp. bergamia
(キトルス・アウランティウム・ベルガミア)
科名:ミカン科
ノート:トップノート
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
主な産地:イタリア、コートジボワール
香りの特徴:やや苦味のある落ち着いた柑橘系の香り
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ベルガモットの禁忌事項

フロクマリン類に光感作(光毒性)作用があるため、塗布した肌と4~5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにしましょう。

ベルガモットの注意事項

ベルガモット精油全体の作用により皮膚刺激の可能性があるため、希釈して使用した方がいいでしょう。

ベルガモットとは

樹高5m程の植物で、白いお花を咲かせます。
イタリア北部ロンバルティ州の都市名”Bermago”が名前の由来。
ベルガモットはアールグレイ紅茶の香りづけにも使われています。
天候の影響を受けやすい植物なので、他の柑橘系よりも産地が限られてしまいます。また、ジュースにするなどの食用に使われることはなく、精油や香水や化粧品などの香りづけのために使われることがほとんどです。ナポレオンの時代には香水としても人気だったそうですよ♪

ベルガモット 学名の由来

Citrus
[ラテン語] citrus(ミカン)

aurantium
[ラテン語] aurantium(橙)

bergamia
bergamot(イタリア北部・ロンバルティ州の都市名)

ベルガモットの主な成分

モノテルペン炭化水素類
・d-リモネン
・γ-テルピネン
・β-ピネン
エステル類
・酢酸リナリル
モノテルペンアルコール類
・リナロール

ベルガモットの主な効果・効能

☆中枢神経鎮静作用
☆誘眠作用
☆抗菌作用
☆駆風作用
☆消化促進作用
☆緩下作用
☆鎮痙攣作用
etc..

ベルガモットと相性の良い精油

柑橘系、ラベンダー、ゼラニウム、レモングラス、バジル、、、

【おまけ】

「Monarda didyma」
モナルダ(タイマツバナ)というシソ科の植物。
その葉は別名「ベルガモット」と呼ばれることがあるほど、香りがそっくりな植物です!

ベルガモットには、禁忌事項にある”光感作(光毒性)作用”があるため、露出する時期は日中の使用には気をつけましょう!!
日中に使いたいっ!!という方は、この成分を除去してある精油もありますよ♪
ベルガプテンフリー(BGF)や、フロクマリンフリー(FCF)と記載されている精油を使いましょう◡̈♡

ローズ

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は好きな方が多い「ローズ」の香りについてのご紹介です(^-^)ノ

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damask rose
(和名:バラ)
学名:Rosa damascena
(ロサ・ダマスケナ)
科名:バラ科
ノート:ミドルノート
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:ブルガリア、トルコ、イラン、モロッコ
香りの特徴:ライトでエレガント、フローラル調の香り
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ローズとは

クレオパトラが愛した香りとしても有名なローズ。
ブルガリア、トルコ、イラン、モロッコは世界4大バラ産地です。
水蒸気蒸留法で採られたものは「ローズオットー」。溶剤抽出で採られたものは「ローズアブソリュート」と呼ばれます。この2つは香りも違うんですよ!

精油の中でもとても高価なローズ。
悲しいことにオーガニックとか100%天然として販売されているものの中にも、実はそうでないものがあるそうです…
「ローズオットー」の場合は”約13℃以下で固まる”という特徴がありますので、選ぶときの参考にしてみてください♪

なぜローズはそんなに高価なの?
ローズの精油は花びらから抽出します。
花びら4000kgから1リットルの精油が採れます。これを1滴で計算すると、60~70輪で1滴!!
70本の花束で1滴だと思うと、そりゃ高いよな〜ってちょっと納得できますよね。

ローズ 学名の由来

Rosa
[ラテン語] rosa(バラ)

damascena
[ギリシャ語] damaskos(シリアの都市Damascus)

ローズの主な成分

モノテルペンアルコール類
・シトロネロール
・ゲラニオール
・ネロール
炭化水素類
・ノナデカン
・ヘンエイコサン

ローズの主な効果・効能

☆皮膚強壮作用
☆収斂作用
☆感情調整作用
☆瘢痕形成作用
☆強壮作用
☆皮膚組織再生作用
☆誘淫作用

ローズは色々なタイプの精油と相性抜群です♪ローズ=女性の好きな香り。という印象だったのですが、意外と苦手な方も多いんですよ!ローズの香りは存在感たっぷりなので、ブレンドのときは要注意ですね◡̈♡

香りを楽しむ

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は精油を使った香りの楽しみかたをご紹介します(^-^)ノ

ティッシュ・ハンカチ

精油を2~3滴ティッシュやハンカチに垂らし、鼻先にかざして香りを楽しみます。このときの精油は直接でもいいですし、無水エタノールなどで10~20倍に薄めたものを使いましょう。

マグカップ

熱湯をマグカップに注ぎ、その中へ精油を直接3~5滴垂らします。湯気と一緒に香りが広がります。間違えて飲んでしまわないように、マグカップはアロマテラピー用に用意しましょうね!

吸入

熱湯を入れた洗面器などに精油を4~5滴垂らし、立ち上がる蒸気を吸入します。
このときバスタオルなどで頭の上から洗面器全体を覆うと、より効果的!スチームパックにもなりますね♪

アロマポット

キャンドルタイプ。扇風機のようなファンタイプ。コンセントに差し込んで使う電気タイプ。などアロマポットには様々なタイプがあります。用途によって使い分けができるのでとても便利です。アロマポットは水で丸洗いできるものが多いので、お手入れ簡単!またキャンドルやライトの火を使うので視覚的にも癒し効果があります。

アロマディフューザー

アロマオイルを水で薄めて超音波で香りを広げます。アロマポットよりも香りの広がりが強くなります。火を使わないので熱くならず、安心して使えますね。
本体を水で丸洗いできないものが多く、掃除をまめに行わないと雑菌をまき散らしてしまいます。

加湿器

アロマ機能付きの加湿器です。空気の加湿がメインなので、加湿 +α で香りを楽しみたい方へオススメです♪アロマディフューザーと一緒で雑菌をまき散らかさないためには、こちらもこまめな掃除が必須です!!

アロマストーン

素焼きでできた石や石膏で作られたものなど様々な種類・形があります。
電気や火を使わず、面倒な水の交換もないため、気軽にアロマを楽しみたい方へおすすめです!

私は普段アロマストーンを使っています。なぜアロマストーンを使っているかというと…
火を使わないから安心して寝るときも使えちゃうから♪でも1番は、とってもめんどくさがりいだから。私には水交換やこまめな掃除なんでできません。アロマストーンはとても安く売っているので、罪悪感なく捨てられちゃいます♪

精油をコットンに数滴垂らして、名刺や便箋などと一緒に密封袋へ入れて香り付けするものいいですよ◡̈♡