ペパーミント

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は「ペパーミント」についてご紹介いたします♪

——————–
peppermint
(和名:西洋ハッカ)
学名:Mentha × piperita
(メンタ・ピペリタ)
科名:シソ科
ノート:ミドルノート
抽出部位:全草(根以外)
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:フランス、インド
香りの特徴:スッキリした爽快感のある香り
——————–

ペパーミントの禁忌事項

広範囲に使用しないようにしましょう。
3歳未満の乳幼児・妊婦・授乳中の産婦・神経系統の弱い患者(老人)・てんかん患者には使用しないようにしましょう。

ペパーミントの注意事項

3才以上の幼児には、長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けて、低濃度で注意して使用するようにしましょう。
高血圧症の方へは、長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けて、注意して使用しましょう。

ペパーミントとは

古くから薬用・食用として使われているペパーミント。
スペアミントとウォーターミントの交配種で、70~80cmほどの草丈程。生命力と繁殖力が旺盛です。
ミントにはたくさんの種類がありますが、その中でも1番アロマテラピーに使われているのがペパーミントです。
ガムや歯みがき粉などにも使われているため、馴染みやすい香りですね♪

ペパーミント 学名の由来

Mentha
[ギリシャ語] minthē, minthos(ハッカの類)

piperita
[ギリシャ語] piper(コショウ)

ペパーミントの主な成分

モノテルペンアルコール類
・l-メントール
ケトン類
・l-メントン
酸化物類
・1.8シネオール
エステル類
・酢酸メンチル

ペパーミントの主な効果・効能

☆鎮痛作用
☆麻酔作用
☆強壮・刺激作用
☆血圧上昇作用
☆血管縮小作用
☆胆汁分泌促進作用
☆胆汁排出促進作用
☆健胃作用
☆駆風作用
☆抗吐き気作用
etc..

ペパーミントと相性の良い精油

柑橘系、ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ、ローズマリー、、

お顔のケアには不向きですが…
精神疲労や肉体疲労など、たくさんの活用法があるペパーミント。
刺激のある精油ですので、ブレンドのときには濃度に注意して使いましょうね◡̈♡

ティートゥリー

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は「ティートゥリー」についてご紹介いたします♪

——————–
ti tree , tea tree
学名:Melaleuca alternifolia
(メラレウカ・アルテルニフォリア)
科名:フトモモ科
ノート:トップノート
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:オーストラリア、ザンビア、南アフリカ共和国
香りの特徴:シャープで清涼感のあるパワフルな香り
——————–

ティートゥリーの注意事項

精油全体の作用により皮膚を刺激する可能性があるため、3才未満の乳幼児や敏感肌には10%以下に希釈して使用した方がいいでしょう。

ティートゥリーとは

ティートゥリーは小高木で樹高は約7m程で、小さい白い花を咲かせます。
オーストラリアの先住民、アボリジニーが薬草として、カヌーの材料として使用していたことでも有名です。第二次世界大戦中には軍の感染症や傷の応急処置に使われていました。
とても生命力・成長力が強く、植えてから1年程で最初の収穫ができる、たくましい植物です!

ティートゥリー 学名の由来

Melaleuca
[ギリシャ語] mela(黒い)、leukos(白い)
幹が黒く、樹皮や枝が白いから。という説や、葉の裏表の濃淡から。などという説があります。

alternifolia
[ラテン語] alternus(相対する)、folia(葉の)

ティートゥリーの主な成分

モノテルペン炭化水素類
・γ-テルピネン
・α-テルピネン
モノテルペンアルコール類
・テルピネン-4-オール

ティートゥリーの主な効果・効能

☆抗菌・殺菌作用
☆抗ウイルス作用
☆抗真菌作用
☆免疫調整作用
☆神経強壮作用
etc..

ティートゥリーと相性の良い精油

柑橘系、ユーカリ、ペパーミント、ラベンダー、、、

天然の抗生物質」と呼ばれることのあるティートゥリー。
家庭の常備精油にしたい1本ですね◡̈♡

ベルガモット

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は私のママが1番好きな香り。「ベルガモット」についてご紹介します♪

——————–
bergamot
学名:Citrus aurantium ssp. bergamia
(キトルス・アウランティウム・ベルガミア)
科名:ミカン科
ノート:トップノート
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
主な産地:イタリア、コートジボワール
香りの特徴:やや苦味のある落ち着いた柑橘系の香り
——————–

ベルガモットの禁忌事項

フロクマリン類に光感作(光毒性)作用があるため、塗布した肌と4~5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにしましょう。

ベルガモットの注意事項

ベルガモット精油全体の作用により皮膚刺激の可能性があるため、希釈して使用した方がいいでしょう。

ベルガモットとは

樹高5m程の植物で、白いお花を咲かせます。
イタリア北部ロンバルティ州の都市名”Bermago”が名前の由来。
ベルガモットはアールグレイ紅茶の香りづけにも使われています。
天候の影響を受けやすい植物なので、他の柑橘系よりも産地が限られてしまいます。また、ジュースにするなどの食用に使われることはなく、精油や香水や化粧品などの香りづけのために使われることがほとんどです。ナポレオンの時代には香水としても人気だったそうですよ♪

ベルガモット 学名の由来

Citrus
[ラテン語] citrus(ミカン)

aurantium
[ラテン語] aurantium(橙)

bergamia
bergamot(イタリア北部・ロンバルティ州の都市名)

ベルガモットの主な成分

モノテルペン炭化水素類
・d-リモネン
・γ-テルピネン
・β-ピネン
エステル類
・酢酸リナリル
モノテルペンアルコール類
・リナロール

ベルガモットの主な効果・効能

☆中枢神経鎮静作用
☆誘眠作用
☆抗菌作用
☆駆風作用
☆消化促進作用
☆緩下作用
☆鎮痙攣作用
etc..

ベルガモットと相性の良い精油

柑橘系、ラベンダー、ゼラニウム、レモングラス、バジル、、、

【おまけ】

「Monarda didyma」
モナルダ(タイマツバナ)というシソ科の植物。
その葉は別名「ベルガモット」と呼ばれることがあるほど、香りがそっくりな植物です!

ベルガモットには、禁忌事項にある”光感作(光毒性)作用”があるため、露出する時期は日中の使用には気をつけましょう!!
日中に使いたいっ!!という方は、この成分を除去してある精油もありますよ♪
ベルガプテンフリー(BGF)や、フロクマリンフリー(FCF)と記載されている精油を使いましょう◡̈♡