ローズ

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は好きな方が多い「ローズ」の香りについてのご紹介です(^-^)ノ

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damask rose
(和名:バラ)
学名:Rosa damascena
(ロサ・ダマスケナ)
科名:バラ科
ノート:ミドルノート
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:ブルガリア、トルコ、イラン、モロッコ
香りの特徴:ライトでエレガント、フローラル調の香り
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ローズとは

クレオパトラが愛した香りとしても有名なローズ。
ブルガリア、トルコ、イラン、モロッコは世界4大バラ産地です。
水蒸気蒸留法で採られたものは「ローズオットー」。溶剤抽出で採られたものは「ローズアブソリュート」と呼ばれます。この2つは香りも違うんですよ!

精油の中でもとても高価なローズ。
悲しいことにオーガニックとか100%天然として販売されているものの中にも、実はそうでないものがあるそうです…
「ローズオットー」の場合は”約13℃以下で固まる”という特徴がありますので、選ぶときの参考にしてみてください♪

なぜローズはそんなに高価なの?
ローズの精油は花びらから抽出します。
花びら4000kgから1リットルの精油が採れます。これを1滴で計算すると、60~70輪で1滴!!
70本の花束で1滴だと思うと、そりゃ高いよな〜ってちょっと納得できますよね。

ローズ 学名の由来

Rosa
[ラテン語] rosa(バラ)

damascena
[ギリシャ語] damaskos(シリアの都市Damascus)

ローズの主な成分

モノテルペンアルコール類
・シトロネロール
・ゲラニオール
・ネロール
炭化水素類
・ノナデカン
・ヘンエイコサン

ローズの主な効果・効能

☆皮膚強壮作用
☆収斂作用
☆感情調整作用
☆瘢痕形成作用
☆強壮作用
☆皮膚組織再生作用
☆誘淫作用

ローズは色々なタイプの精油と相性抜群です♪ローズ=女性の好きな香り。という印象だったのですが、意外と苦手な方も多いんですよ!ローズの香りは存在感たっぷりなので、ブレンドのときは要注意ですね◡̈♡

カモマイル・ローマン

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日の精油は「カモマイル・ローマン」です♪

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roman chamomile
(和名:ローマカミレツ)
学名:Chamaemelum nobile
(カマエメルム・ノビレ)
科名:キク科
ノート:トップノート
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:フランス、ハンガリー
香りの特徴:リンゴに似た甘酸っぱく心地よい香り、フゼア調
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カモマイル・ローマンとは

カモマイル・ローマンは多年草で、ジャーマンよりも大きくて平たいお花です。
「香りの芝生」と呼ばれ、ギリシャ語は「地面のリンゴ」とも呼ばれています。
踏んでも良く育つ生命力の強い植物で、花言葉は「逆境に耐える・苦難の中の力」!!

カモマイル・ローマンの主な成分

エステル類
・アンゲリカ酸イソブチル
・アンゲリカ酸イソアミル
・アンゲリカ酸メチルアリル
モノテルペン炭化水素類
モノテルペンアルコール類

カモマイル・ローマンの主な効果・効能

☆鎮痙攣作用
☆鎮痛作用
☆前麻酔作用
☆中枢神経鎮静作用
☆抗炎症作用
☆鎮痛作用(無痛覚)
☆誘眠作用
☆鎮掻痒作用
☆抗アレルギー作用
etc..

カモマイル・ローマンと相性の良い精油

柑橘系、シナモン、イランイラン、クラリセージ、ローズ、ジャスミン、、

カモマイル・ジャーマンはほんのちょっとクセのある香りなため、ローマンの方が好きな方が多いかもしれません。私はカモマイル・ジャーマンもカモマイル・ローマンもアレルギーによる痒みに。というイメージが強いです。だだ、両方ともお値段がお高めなんですよね…
1~2滴でも、とても存在感があるカモマイル・ローマン。
ブレンドするときには気をつけましょう◡̈♡

カモマイル・ジャーマン

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は「カモマイル・ジャーマン」についてご紹介いたします♪

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german chamomile
(和名:カミレツ,カミルレ)
学名:Matricaria recutita
(マトリカリア・レクティタ)
科名:キク科
ノート:ミドルノート
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:エジプト、スロベニア、フランス、ユーゴスラビア
香りの特徴:濃厚な甘い香りで、少しアニマル調
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カモマイル・ジャーマンの注意事項

ブタクサアレルギーの人はアレルギーを示すことがあるため、原則としてパッチテストを行ってから使用しましょう。

カモマイル・ジャーマンとは

カモマイルには、カモマイル・ジャーマンとカモマイル・ローマンがあります。
カモマイル・ジャーマンは1年草の小さいお花で、真ん中がポコッと出ています。
夜にカモマイルのハーブティーを飲むとリラックスできて、よく眠れる。というのは知っている方も多いですが、このハーブティーで使われるは苦味のないカモマイル・ジャーマンが多いです。
ドイツでは「母の薬草」。中国では「母菊」。フランスでは「貴人の花」とよばれ、家庭の民間薬としてよく使われています。
精油はカマズレンが入っているため、紺碧(アズレンブルー)色をしています。

カモマイル・ジャーマン 学名の由来

Matricaria
[ラテン語] matrix(子宮)

recutita
[ラテン語] recutio(打ち返す、下に反り返る)
開花時に花びらが舌状に反り返って咲くため。

カモマイル・ジャーマンの主な成分

酸化物類
・ビサポロールオキシドA
セスキテルペン炭化水素類(-)
・β-ファルネセン
・カマズレン
セスキテルペンアルコール類

カモマイル・ジャーマンの主な効果・効能

☆抗炎症作用
☆抗アレルギー作用
☆鎮掻痒作用
☆鎮痙攣作用
☆鬱血除去作用
☆瘢痕形成作用
☆健胃作用
etc..

カモマイル・ジャーマンと相性の良い精油

柑橘系、ラベンダー、サイプレス、シダー、フランキンセンス、、

カモマイル・ジャーマンの効果・効能を見ると、いまの時期の花粉による肌の痒みにピッタリですね◡̈♡