マジョラム

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は「マジョラム」についてご紹介いたします♪

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German sweet marjoram
(和名:マヨラナ)
学名:Origanum majorana
(オリガヌム・マヨラナ)
科名:シソ科
ノート:トップノート
抽出部位:花と茎葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:エジプト、ザンビア、マダガスカル
香りの特徴:甘く、ほのかにスパイシーな香り
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マジョラムとは

60cm程の多年草で、毛の密集した茎と濃い緑色の葉。小さは白い花を咲かせます。

ギリシャ神話の女神であるアフロディーナが”この植物に香りを与え、太陽の光を浴びることのできる高い山に植えた”と言い伝えられています。古代ギリシアやローマ時代には、幸せの象徴とされていました。そして中世フランス王アンリやエリザベスⅠ世は、リネン類の香りづけに使っていました。

マジョラムにはスウィート・マジョラムの他に、スパニッシュマジョラム(Spanish marjoram, 和名:マスチックタイム)などもあり、種類が豊富です。使用するときには、学名をしっかりと確認しましょう!

マジョラム 学名の由来

Origanum
[ギリシャ語] oros(山), ganos(素敵なもの、喜び)

majorana
[英語] major(より大きい、重要な、転じて長寿)

マジョラムの主な成分

モノテルペンアルコール類
・テルピネン−4−オール
・cis-ツヤノール
モノテルペン炭化水素類
・γ-テルピネン
・α-テルピネン
・サビネン

マジョラムの主な効果・効能

☆強壮作用(副交感神経)
☆刺激作用(副交感神経)
☆抗菌作用
☆抗真菌作用
☆抗ウィルス作用
☆鎮静作用
☆リラックス作用
☆神経バランス回復作用
etc..

マジョラムと相性の良い精油

ラベンダー、ティートゥリー、ローズマリー、ユーカリ、シダー、、

マジョラムの香りには、温もりを感じます♪
みなさんも、ストレスでカラダに力が入ってしまっているときなどに使ってみてはどうでしょう。副交感神経刺激作用で血行も良くなり、カラダもココロもポカポカになれますよ◡̈♡

レモン

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は「レモン」についてご紹介します♪

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lemon
学名:Citrus limon
(キトルス・リモン)
科名:ミカン科
ノート:トップノート
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
主な産地:イタリア、ブラジル、スペイン、コートジボワール
香りの特徴:フレッシュなシトラスの香り
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レモンの禁忌事項

フロクマリン類に光感作(光毒性)作用があるため、塗布した肌と4~5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにしましょう。

レモンの注意事項

レモン精油全体の作用により皮膚刺激の可能性があるため、希釈して使用した方がいいでしょう。

レモンとは

3mくらいの木で、枝には棘があります。生命力がとても強く、天候不良などの原因がなければ、1年中実をつけます。年間に1000~2000個のレモンが採れることもありますよ!

生ガキや肉、魚にレモンをかけることも多いとは思いますが、これは風味付けだけでなく、抗菌作用で食中毒を防ぐためなのです。
ある実験では、レモンの香りを漂わせた部屋と無臭の部屋で入力作業を行ったとき、レモンの香りの部屋の方が入力ミスが半分以下だったそうです。集中力UPですね♪

レモン 学名の由来

Citrus
[ラテン語] citrus(ミカン)

limon
[ラテン語] limon(レモンの)

レモンの主な成分

モノテルペン炭化水素類
・d-リモネン
・β-ピネン
・γ-テルピネン

レモンの主な効果・効能

☆結石溶解作用
☆抗菌作用
☆抗ウイルス作用
☆ビタミンP様作用
☆消化促進作用
☆健胃作用
☆食欲増進作用
☆血液流動促進作用
etc..

レモンと相性の良い精油

柑橘系、ラベンダー、ローズマリー、ロックローズ、、、

美白効果も期待できるレモンは、ナイトケアにオススメです!!

ちなみに…
唐揚げなどにレモンをかけるときには、精油が採れる皮面を下にすると、より香りが楽しめますよ◡̈♡

バジル

こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

今日は「バジル」についてご紹介いたします♪

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basil
(和名:メボウキ)
学名:Ocimum basilicum ssp. basilicum
(オキムム・バシリクム)
科名:シソ科
ノート:トップノート
抽出部位:花と茎葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:インド、ベトナム、マダガスカル、ネパール、インドネシア
香りの特徴:甘さと爽やかさのある香り
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バジルの禁忌事項

チャビコールメチルエーテルに皮膚を荒らす危険があるため、50%以下に希釈して使用しましょう。

バジルとは

ハーブとして馴染み深くて買える場所も多いので、お家で育てている方も多いですよね〜
シソ科は交配しやすいため、バジルにはたくさん種類があります。夏には茎の上にかわいらしいお花が咲きますが、花が咲いてしまうと葉は固くなってしまうので、咲くまえに収穫しましょう。
インドでは神に捧げられ、アーユルヴェーダでも古くから使われていました。イタリアでは”kiss me, Nicholas (bacia-nicol)“と呼ばれていて、恋人に会うときに髪に飾ったりします。そして涙で清められた愛の象徴でもあります♡

バジル 学名の由来

Ocimum
[ギリシャ語] okimon(バジル)

basilicum
[ラテン語] basilicus, a,um ←[ギリシャ語] basilikon(王者にふさわしいもの)

バジルの主な成分

フェノールメチルエーテル類
・チャビコールメチルエーテル
モノテルペンアルコール類
・リナロール

バジルの主な効果・効能

☆鎮痙攣作用
☆抗ウイルス作用
☆自律神経調整作用
☆交感神経調整作用
☆抗炎症作用
☆消化促進作用
☆肝臓強壮作用
☆胆汁分泌促進作用
☆胆汁排出促進作用
☆抗菌作用
etc..

バジルと相性の良い精油

柑橘系、ゼラニウム、フランキンセンス、、

バジルといえばジェノベーゼソース。トマトとの相性も抜群ですよね。
魅力的な効果効能があるので、1本持っておくと大活躍しそうですね◡̈♡