こんにちは。
Relaxation Therapist みえこです。

みなさんは自分に何本の骨があるか知っていますか??

答えは200~206本
赤ちゃんのときには約350本ありますが、成長していくといくつかの骨が癒合していきます。
癒合が終わって成長が止まるのが、男子が18歳ごろ。女子が15~16歳ごろです。

骨にはどんな働きがあるのか

支持・保護作用

骨は頭や内臓を支え、カラダの支柱となっています。
また骨格を形成し、脳や内臓などの重要な器官を納めて保護してくれています。

運動作用

筋肉は骨に付着しています。そして筋肉の収縮によって関節を支点として運動が行われるんです。

貯蔵作用

カルシウムやリン、ナトリウム、カリウムなどの電解質が貯蔵されています。それらは必要に応じて血液中に放出されます。カルシウムは小腸で吸収されますが、その後は骨に貯蔵されます。

造血作用

骨髄で赤血球、白血球、血小板が新生されます。

若返りにも重要な骨♪

記憶力

最近では、脳は100歳になっても衰えない臓器と言われています。覚えられない!!は老化が原因ではなかったんです。
骨芽細胞が分泌するタンパク質のオステオカルシン。
オステオカルシンは骨から血管を通って脳(海馬)の神経細胞へ進んでいきます。オステオカルシンが少なくなると記憶を司る「海馬」が小さくなってしまい、記憶力が衰えてしまいます。
オステオカルシンには筋肉エネルギーの効率を高くしたり、テストステロン(男性ホルモン)を増やす働きもあります。

免疫力

骨芽細胞が出すホルモン、オステオポンチン。
オステオポンチンは骨髄にある造血幹細胞の機能を若く保ち、全身の免疫力をUPしています。
オステオポンチンは免疫細胞の元になる細胞へ届き、生まれてくる免疫細胞の数をコントロールしているのです。

骨の代謝

骨細胞が骨を壊す破骨細胞や、骨を形成する骨芽細胞を作り出し、量を調節しています。骨細胞は約0.02mmで全身に数百億!!疲労骨折を防ぐため。カルシウムを貯蔵しておくため。壊しては作りを繰り返し、3〜5年で骨は入れ替わります。
骨に衝撃を与えると骨細胞が骨芽細胞を増やすようにメッセージを送ります。そのため、自転車よりも骨に衝撃が加わるランニングの方が骨の代謝につながるそうですよ。

骨芽細胞から生まれるスクレロスチン。
スクレロスチンは骨を作るのをやめよう!!というメッセージを送ります。
スクレロスチンの欠如することで、骨が増え続けてしまう難病も存在します。

骨の代謝にはウォーキングやランニングだけでなく、ストレッチやヨガも効果的ですよ◡̈♡

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